新しいユニット その2

こんばんは、はら歯科の原です。


 


桜の開花まであと2週間ぐらいかな????


 


前回の続きです。


 


20年ぶりに治療台を入れ替えましたが、入れ替えにあたり治療台だけでは済みません。


 


他にも付属品として大事なものがあるのです。


 


回転切削器具(患者さんの歯を削ったり、入れ歯を調整したりするもの)が必要となります。


(超音波の器具とかスリーウエイシリンジの先ももちろんですが。)


 


当院は、回転切削器具を患者さんごとに完全に滅菌するので、どうしても数が必要となり、数種類の回転切削器具だけでも最低40本以上は揃えないといけません。


(もちろん、他にも滅菌で数が必要な器具は色々とあり揃えておりますが。)


 


今回入れ替えでO社からG社へ機種変更となったため、今までの回転切削器具が使えず泣く泣くO社の回転切削器具約40本を全て廃棄処分に・・・・。


 


金額にして・・・百万円がパ~~。ア~~~。


 


G社にあう新しい回転切削器具を今回50本購入でまた・・・百万円が飛んでいく~~。治療台がもう1台買える値段。


 


当院は、熊本のI先生の「滅菌は愛である。家族を愛するように患者さんを愛する姿勢が重要である。」をモットーにしているのでここを譲ることは出来ないんです。


 


だから予算がオーバーしても、こだわって今まで以上に揃えました。


 


そして当院は以前から3台の高圧蒸気滅菌器をフル回転させて、患者さんごとに回転切削器具などを完全に滅菌しております。


毎回135度の高圧蒸気で滅菌するために、どうしても器具の傷むのが早くなります。(修理代だけで一本につき・・・万円かかります。)


 


ですがどんなに器具の寿命が短くなっても医療人として、患者さんに対する愛、安心を提供するためにきちんとした滅菌、消毒は使命だと思っております。


 


どんなに技術が素晴らしくても、どんなに愛想がよい医院ても滅菌、消毒が不十分だったら怖いですよね。


 


 


当院は、これからも安心して治療が受けてもらえるように患者さんにとって見えにくい滅菌、消毒についてもこだわっていきます。