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河合さんの歯周病学会認定歯科衛生士合格
皆さま、こんにちは。院長の原です。
はら歯科医院にとって非常に喜ばしい出来事がありましたので報告させていただきます。
はら歯科医院のスタッフである歯科衛生士の河合さんが、『日本歯周病学会認定歯科衛生士』に見事に合格いたしました。
彼女は新卒ではら歯科医院に就職してくれました。就職してから今現在まで、コツコツと真面目に知識と技術の修得に励んでまいりました。
そして、長い間、日本歯周病学会認定歯科衛生士の合格を目標に頑張っていました。この度、無事に合格でき、河合さんを10年以上応援してきた私にとって、これ以上に嬉しい事はありません。
日本歯周病学会の認定歯科衛生士ですが、非常に取得難易度が高い認定試験です。
歯科衛生士が取得できる資格はたくさんありますが、日本歯周病学会認定歯科衛生士は、最上位の難易度です。
厚生労働省が2005年に、高度な専門知識と技術にて国民の歯周疾患への的確かつ効率的な対応を行い、国民の健康管理に貢献できる歯科衛生士の育成のために発足されました。
受験資格は、歯科衛生士として5年以上の歯周治療の実務経験を持ち、学会や研修会に参加して30単位を取得したものに限ります。その上で、自分が歯周病の治療を行い改善した症例を5つ提出します。
一次試験に合格した後、著名な専門医の先生の前でケースプレゼンテーションを行う試験です。
ケースプレゼンテーション後もたくさんの質問をされ、正しい知識と実務経験がないと答えられない難しい内容です。
また、合格したら終わりではなく、認定更新があり、日々研鑽を積み、毎年、歯周病学会に参加したり学会発表をする必要があります。
全国の就業歯科衛生士数は、2022年の統計で132,629人で、日本歯周病学会認定歯科衛生士の数は1311人です。
現在の正確な人数は分かりませんが、日本歯周病学会の認定歯科衛生士は全体の約1%と非常に希少な存在です。
岡山県の歯科医院で歯周病学会認定歯科衛生士を取得している歯科衛生士が勤務している医院も数少ないです。
そのような難易度の高い試験にこの度、河合さんが合格できたことを心より嬉しく思います。
河合さんは熱心な歯科衛生士で、患者さんへの思いやりと使命感を持って取り組んでいます。
今回、更にスキルアップした河合は、その専門知識と優れたスキルを活かし、患者さんの口腔健康を最優先に考えたケアを提供していくことと思います。
河合さん、本当におめでとう!