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フッ素イエテボリ法について
こんにちは♪
都窪郡早島町のはら歯科医院の小林です^_^
今年は梅雨明けが早く、暑い日が続います。みなさま、熱中症にはくれぐれもお気を付けください。
さて、先月虫歯予防デーがありました。
お家で簡単に行える虫歯予防といえば、フッ素の使用です。
フッ素は、土壌、岩石、水、海水、さらには野菜や魚介類などの食品にも少量含まれています。特に海産物やお茶には比較的多く含まれています!
「フッ素」と聞くと、「毒じゃないの?」と不安になる人もいますが、量が適切であれば人体にとって非常に有益です!
〜1フッ化物配合歯磨剤の年齢別応用量〜
①歯が生えてから2歳
フッ化物イオン濃度:900~1,000ppmF
使用量:1mm~2mm程度(米粒程度)
②3歳~5歳
フッ化物イオン濃度:900~1,000ppmF
使用量:5mm程度(グリンピース程度)
③6歳~成人・高齢者
フッ化物イオン濃度:1,400~1,500ppmF
使用量:1.5cm~2cm程度(歯ブラシ全体程度)
みなさん、「イエテボリ法」をご存知ですか?
「イエテボリ法」は、スウェーデンのイエテボリ大学で発案された、フッ素入り歯みがき粉の効果を最大限に引き出すセルフケアの方法です。
フッ素の効果は、「歯質の強化、酸産生を抑制する効果、再石灰化の促進」などがあります。
そのフッ素の効果をホームケアで活用するために考案されたイエテボリ法の手順をご紹介します。
☆手順
①フッ素入りの歯磨剤を2cm歯ブラシにつける。(※日本では年齢別応用量を守る。6歳未満は特に注意)
②2分間ブラッシングする。
③歯磨剤を吐き出さず、10mlの水を含み1回だけ洗口する。(ペットボトルのキャップ一杯程度)
④洗口後は2時間飲食をしない。
イエテボリ法はおてもシンプルで続けやすい方法です。
私も実践しています。
イエテボリ法に使用する歯磨き粉は、発泡剤と研磨剤の含有量の少ないチェックアップフォームがお勧めです^_^
ぜひ、イエテボリ法を試してみてください^_^
